日 記

2007年11月04日


「草太、名前の故郷へ旅する」の巻 C



 草太の話から離れるが、3日目の夜風呂でとある年配の方と出会った。
お話を伺うと、大阪の羽曳野から奥様とご子息の家族での旅行とのこと。
先に上がられ、その後脱衣室で寛いでいると若い男性が入って来られた。
その方から、北の国からの大ファンだという方ですよね?と声を掛けてい
ただいた。お聞きすると、先程の方のご子息とのこと。この方もドラマの大
ファンとのことで、それで富良野に旅行に来られたそうである。30分くらい
あれやこれやとドラマの話で盛り上がり、おそらく30分以上はお話させて
いただいたように思う。あのときこのHPのことをお話させていただいたが、
見つけていただいたかな?今頃1ヶ月半以上前の事を書いてるくらいだか
ら見てもらえていないかな?同じ仲間がほんの近くに住んでおられるなん
て、嬉しいことですよね。旅行から帰宅してから、またビデオを見たことで
しょうね。また富良野でお会いできればいいですね。

 さて、2日目はとても良い天気だったのに、3日目は朝からまた雨模様。
まさにまさに雨男の本領発揮である。それにもめげずに撮影ポイントへあ
ちらこちらへ出掛けた。草太はほんとに車が好きだ。車内でおおはしゃぎ。
どこかに止まると雨でも関係なく外に出て走り回っている。こんな大自然の
中でのびのびと育てたいな。北海道の現実はそんな夢世界は通用しない
のはわかっているけど・・・  自然の中で走り回っている子供はいいね。
実に楽しそうで、見ていて顔がほころんでしまう。写真は、麓郷展望台・
小野田そば店内・草太兄ちゃんのフェニックス牧場で撮影。
2007年10月09日


「草太、名前の故郷へ旅する」の巻  B


 雨の中をひたすら富良野へ。3人乗車とはいえ実質は私一人のようなものだ。

午後6時過ぎに富良野は北の峰のとあるホテルに到着。初めて泊まる所だった

が、部屋はロフト式になっており、二階が寝室だ。小さい子供さん連れには難点

もあるが、我が家の息子は4歳。喜んだのなんのって!二階への階段を行ったり

来たりで大騒ぎだ。隣や前の部屋の話し声がよく聞こえるのはちと気になったけ

ど、値段的なことも考えると合格点だ。

 さて、、一日目の夕食は、花園町にあるジンギスカンだ。○成吉思汗さんは元々

は羊肉を売る肉屋さんだったそうだが、何年か前にジンギスカン店を開いたそう

だ。ここで宣伝してはいけないんだけど、リーズナブルでとても美味しい。ワインや

地ビールジンギスカンなどもあり食通には嬉しい限り。で、草太は最初店員さんや

近くの席にいた観光客らしきお姉さんに愛想を振り撒きつつガツガツと食事をして

いたのだが、長距離の移動のためか早々に寝てしまった。まだ初日というのに・・・

私はこれぞとばかりに旨いビールにこれまた旨いジンギスカンに舌鼓を打ちつつ、

ほろ酔い気分に浸ったのである。

 さて、次の日2日目だ。ここからが私と草太の旅のメインである。そう、草太の名前

の故郷を訪ねるのである。当の本人は全く理解していないのだが・・・  まずは一般

観光客が行く「拾って来た家」と「石の家」へ。普段と違いとても広い所にいるので、

とても開放的で、草太は大いにはしゃいでいた。草太兄ちゃんではなく純くんのよう

だった。それにしても、男山の一升瓶の前で正座してる草太って一体・・・ 変に似

合ってると思うのは私だけか?  おっさんくさい草太だった。(決して五郎さんみた

いとは言わない。)
2007年10月08日

「草太、名前の故郷へ旅する」の巻 A


 空港に到着、荷物を受取りレンタカーの手続きを終えた時には既にポツリと雨が・・・ついてないよなと言いつつ、自然の現象なんだから仕方ないと自分に納得させつつ、まずは旭山動物園へ。
 ここは全国的に有名な所だけあり、雨にもかかわらず多くの人が来ていた。ちょうど修学旅行の季節でもあり、関西の○○館という高校生たちが来ていた。
 時間的にあまり余裕がなく、4日間の唯一?の家族サービスの場所でもあり、張り切って園内を回った。大阪のとある動物園と違い、ここは北の大地だ。何せ園内が広い。坂道が多く、ぜいぜいいいながら回ったが、草太は楽しいらしく、息を切らしながらも積極的に歩いていた。あちらこちらの動物を見ているのかと思いきや、それを見ている若いお姉さんや修学旅行の女子高生に手当たり次第声を掛けておる。「お前、北海道まで来て何しとんねん!」これって父親譲りなんか?写真に機嫌よく写っている影ではとんでもない事をしているのであった。
 ひと通り見て回り土産物を買いソフトクリームを食べる。(我が家の決まり事で、旅行の際にはご当地のソフトクリームを食べる事になっているのだ。)ここでもまた草太の本領発揮だ。クリームを口の周りや手にいっぱい付け、傍にいるお姉さんにティッシュを貰っていた。「絶対、こいつわざとやっとるわ」心の中でそう思った。草太はしてやったりという顔。どこへ行ってもこいつは同じやな。
 さて、ここから富良野まで1時間半。既に私は疲れている。早く横になりたい〜。今夜はジンギスカンを食べに行くのだ。さあ、富良野へGO!  30分後二人は夢の世界へ・・・  やはり、一人旅がよかったかな?
2007年09月30日


「草太、名前の故郷へ旅する」の巻 @


 9月13から16日北海道富良野へ旅行した。我が子に良い思い出を作ってあ

げようとの思いで計画したのだが、事実は私の為の旅行である。まだ撮影して

いないドラマの撮影ポイントを訪ねるのに子供をだしにしたというわけだ。妻も

一緒に行くわけで、家族旅行の名目を保つため、あの有名な旭山動物園に行く

プランを入れてはみたものの、4日間の内3日間はほぼ私の意のままだ。妻と

息子には悪いことしたな。(なんて思ってない?) 


さて、普段保育園に行く時よりはるかに早い5時頃たたき起こし、バスの時間に

間に合わせるよう出掛けようとした時に「パパうんち!」こやつは出掛ける時靴

を履いたらうんちがしたくなるのだ。自然現象ゆえに仕方がない。結局1本後の

バスに乗る。たくさん乗り物に乗れるとあってテンションが随分と高い。乗客の何

人にも声をかけ「草ちゃん北海道行くねん!飛行機乗るねん!」と聞きもしない

のにわざわざ言い回っている。妻に聞けば、何日も前から保育園の先生や友達

に旅行に行く話をしていたそうな。草太は楽しみで仕方なかったんやな。関空に

着くや否や、「飛行機っ〜、飛行機っ〜、なあ飛行機何処?はよ乗ろうや」と焦っ

ている様子。「草ちゃん、急がんでもええんやで。まだ時間あるんやから」 「あか

んねん、飛行機いっぱい飛んでるやん。はよ行かな飛行機いなくなって北海道

行かれへんやん!」気持ちはわかるわな。  草太とって飛行機は初体験であ

る。怖がって泣くのを覚悟していたが、そんな心配をよそに終始写真のようにご

機嫌であった。


 12時頃旭川空港到着。むむっ、天気が悪いではないか!レンタカーの手続き

を終えた頃にはポツポツと雨が・・・初日から雨かいっ!!妻の目は 「この雨男

がっ〜」と訴えてる。天を見上げる私。大阪帰ろかな。先が思いやられるよな。

横にいる草太を見ると、「あ〜あ、雨やなあ」 更に傷口を広げるような一言。果

たしてどんな4日間の旅になるのやら・・・
2007年04月28日


B


 新鮮な空気をいっぱい吸い込みトロッコ列車の旅を楽しんだ。一泊で帰るのは

もったいないなあ。明日も休みやし、「もう一泊してトロリーバス乗らへん?」と妻

へ。「いいで!草太も喜ぶやろし」と意外な答え。てな事で、思いつき旅は一泊か

ら二泊にいとも簡単に変更となった。こうなりゃ急げとばかりに、日本海沿いに

糸魚川へと愛車を走らせる。草太は乗車後30分もしないうちに爆睡。ん?妻も

一緒に・・・糸魚川過ぎても寝てるわ。ここからは一気に長野県は大町へ。とに

かく観光案内所へ行かなければ。さて、宿がみつかるか??無事到着、宿もみ

つかり、早く寝る。さあ、明日は私が中学の修学旅行で行った黒部ダムだ。

 乗り物好きの草太はやはり朝から大騒ぎ。「トロリー、トロリー」 と叫んでる。

「ケーブルカーも乗るんやで」 「何それ?」 「ワイヤーで電車を引っ張るねん」

「そうちゃん、ミニカーの方がいいわ」  わかるようなわからんような会話をしな

がら乗り場へ向かう。待望のトロリーバスに乗車。車内には東北から来たとい

う年配の男性方。到着までの間ずっと遊んでくれた。草太もご機嫌である。寒さ

と闘いながら黒部ダムに到着。絶景かな、周囲の山々には残雪が。とてもきれ

いである。この景色を見たかったんだ。「もう一泊してよかったね」 と妻が言う。

「そうやなあ、思いつきの旅もいいなあ」 と私。 そうちゃんは? 「仮面ライダー

がいい」 なんじゃそれ!!  楽しい3日間はあっという間に過ぎた。



 しかしまあ、10ヶ月も前の旅行のこと今頃書いたって仕方ないよねえ。そんな

ん日記ちゃうやんという声があちらこちらから聞こえてくるね(泣)
2007年04月28日


A


  さて翌日(6月19日)、昨日購入しておいたトロッコ列車の乗車券の指定時

刻に合わせて出発。平日にもかかわらず、そこそこのお客さんが。  自然の

香りを楽しむためにオープンの車両に乗り込む。(  妻 : 一番安い料金だか

ら!)  草太は発車前から大はしゃぎだ。やれ写真や、やれ飲み物や、やれお

姉ちゃんや(ん? それはパパやんかっ!)  二両の電気機関車が客車を引っ

張る。渓谷沿いにいくつものトンネルや橋を越え進んでいく。途中で対向列車と

すれ違う度に乗客と手を振り合う。草太はいつものように満面の笑みで手を振

る。若い方もそうでない方も多くの人が草太に手を振り返してくれる。その気に

なって草太は更に手を振る。(別にトロッコ列車乗らんでもよかったんとちゃうん

?景色とか見てないやんか) 列車はどんどん進む。草太は静かになる。やは

りお休みに・・・乗り物に乗るとどうしても眠たくなるんやな。暫くは邪魔されずに

景色を楽しめそうやな。
2007年04月28日

@ 

前回長浜への旅の話は、以後何ヶ月も過ぎればどうでもいい話でありますな!?(完全に開き直っておる・・・)  昨年6月18日、降って沸いたように富山県は宇奈月温泉へと旅に出た。電車好きの草太にトロッコ列車に乗せてあげようとの優しい(?)との思いで・・・(実は私が乗りたかっただけだったりして!)
 我が家の車は軽である。1ボックスなので室内空間は普通の軽よりゆとりはあるが何せ軽である。その車で富山まで。この車では購入6年目最長距離の移動だ。乗り物好きの草太はそんなことお構いなしに乗車後30分程でお休みタイム。こちとらエコノミー症候群に似た症状に見舞われながらのクルージングだ。ただひたすらトロッコ列車を目指して・・・  最新のカーナビ搭載の愛車。休憩ごとに立ち寄るSAで1枚1枚地図をめくり、目的地を確認する。
 まあしかし、私が免許を取った時分の軽と違い、現在の軽はよく走るわ。燃費は悪いが、他の車と同じように走ってくれる。さすがに坂道になると苦しいものがあるが、それでもさすがターボ付きエンジンである。  7時間程掛けて無事宇奈月へ到着だ。既にトロッコ列車の営業は終了しており、温泉街を散策することに・・・  足湯に浸かりゆっくりして、その後夕食へ。温泉街の端にある、釜飯とおでんが売りの店に入る。座敷の客は我が家のみ。こうなると草太はやりたい放題だ。座敷の端から端まで走り回り、飽き足らず、今度は店内を物色。お店の人にちょっかいを出しながら、持ち前の愛嬌を振りまいておる。おでんをつまみビールを飲む。至福の時だ。このおでん、めっちゃ美味しい!こりゃ酒飲まな!てことで、地酒を注文。おでんを追加。徐々に酔いが回ってきたところで釜飯登場だ。これがまたうまいのなんのって!!たまたま入った店だが、ほんまラッキーだった。途中で外国からのお客さんが来られ、日本食を楽しんでいる。  草太は? 口に合ったのか、普段を上回る量を食べている。周囲には釜飯の残骸が・・・   あ〜、食った食った、飲んだ飲んだ。  こうして1日目は夜が更けていった。
 さあ、明日は草太待望のトロッコ列車だ!楽しみやな!!
2006年07月28日
つづき     ぜえぜえいいながら柘植駅を出発。現地に到着する前に既にギブアップ状態の父である。が、草太は元気そのもの。隙あらばどこへでも、何でもするでぇ〜てな具合だ。車内のおばさん、お婆さん、お姉さん等々に可愛がられながら草津駅に到着。まあ、比較的おとなしく座席に座っていてくれたおかげで車窓の眺めを堪能できた。周囲の風景はのんびりとしていいものだった。久しぶりに心が洗われたようだった。が、が、降りる寸前に草太寝てしまいよった!! お前何しとんねんっ! 乗り換えなあかんやないか。おいっ、起きろ、起きろってば・・・  列車の揺れに身を任せれば眠たくなるよな。仕方がない。草太を抱きかかえ、一方でカバンを持ち長浜行きのホームへいざ出陣だ。(家帰えろかなあ) 写真は、きちんと正座して盆梅展の梅を見学する草太である。(見てへんがな)
2006年07月28日
さてさて、やっとの思いで草津へと到着したご老公一行は、長浜への旅を急ぐのであった。助さん格さん弥七にうっかり八兵衛はへとへとになりながらのお供である。(これって俺のことか?)ご老公は旅の疲れか道中ぐっすりとお休みになられ、目覚めた時には長浜に到着していたのであった。う〜ん、ここまで書いておいて言うのも何だが、なんで水戸黄門のストーリーになっとんねん?酔っ払ってこういう作業すると自分で訳が自分がわからんようになってくるなあ。    集合時間より1時間ほど早く着いたので駅周辺をご老公と(もうええっちゅうねん!)散策に・・・  草太は土産物屋へ一目散!! 試食コーナー巡り開始だあ。さすがやね!味もわからんくせに値の張る物ばかり狙いやがって・・・(どうせ買わへんねんからなんぼでも気済むまで食べとけっ) これじゃあ、近くのスーパーへ買い物行ってる時と変わらんやないか。何も長浜まで来て同じことせんでもええのにな。
 父にとり、それは長い長い一日、やっとメンバーとご対面。途端に私の後ろに隠れる。おいっ!家出てからここまでのあんたの行いはなんやってん?急におとなしくなっとるやないか。かわいこぶりやがって!!  10分程するとメンバーにも徐々に慣れてきて、後はマイペース、やりたい放題。皆優しいから叱ることもせず、益々パワーアップ。皆ほんとはむなぐらつかんでしばいたろかと思ってたに違いない。俺やったらそうしてるわ。(おーこわっ)  草太、優しい人に囲まれて良かったな!

写真は、JR長浜駅横に展示しているSLの前で撮影(私が幼少の頃は和歌山線にまだSLが走っていた)
2006年06月05日
無事に第2関門JR加茂駅に到着。乗り換え時間があまりなく、大急ぎで柘植行きのディーゼル車に乗る。この線は、学生時代にキャンプリーダーをしていた時によく乗った。各駅停車でのんびりできる。昔を懐かしみながら息子と乗ると、色々な子供たちと行ったキャンプを思い出すなあ。車窓を眺めながら感慨に耽っていると、草太はほとんど乗客がいない車内を縦横無尽に走りまわっている。こいつの笑顔といったら何とも言えない。家で見せる笑顔とは全く違う。本当に楽しそうで、こちらもついにこっとしてしまう。二人で仲良く(?)座っておやつを食べながら過ごしていると、近くに座っておられたお婆さんがにこっと微笑を返してくれた。草太は恥ずかしそうに私の後ろに隠れた。ほのぼのとした車内である。1時間ほどでJR柘植駅に到着。ここまで半分の行程だ。今のところぐずる事も無く、順調である。がしかし、ここでトラブル発生!! に、臭う。恐れていたことが現実に・・・ 異国の地で”糞出”かましよった!!!それも乗り換えまであと5分だ。こうなりゃ、周囲に人がいようが関係ない。いっきにズボンとおしめを脱がし、あちらこちらにハエが喜びそうな臭いを撒き散らしながらも極短時間で着替え終わる、はずであった。なんと奴はこともあろうに公衆の面前で下半身を露出したままホームを一目散に走り出したではないか。この非常時に何しとんねん! 何とか捕まえおむつをはかせたところで発車のベルが鳴る。ど、どうしよう、ズボンはけてない。えーいっ、そのまま乗ってまえってんで、重いカバンと草太を抱え、ズボンを片手に駆け込み乗車だっ。ぜえぜえいいながら席に着く。周囲からはクスクスを笑い声が・・・そうだ、草太にズボンはかせてなかったんだ。慌ててはかせると草太は、何もなかったかの如くすました顔で車窓を眺める。こっちとら周囲の視線が気になって気になって。まだ1日目の半分だよ。やれやれだ、はぁ〜  つづく

※写真は、びわ湖の夕日をバックに撮影。草太は「海だー海だー」とはしゃいでた。


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「北の国から」を訪ねて   ドラマ「北の国から」撮影ポイントのインデックス

富良野の風景のインデックス   hidepoh_kumagera2002@yahoo.co.jp